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フライングバタフライ
第2章 事件へ【性描写有】
カサイは冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターを、コップに注いだ。
カサイに促されたユミは椅子に腰掛けたまま、依然として俯いている。
静かな部屋に、ユミの吐息が漏れて満ちていく。
それは微かに熱を帯びた甘い吐息だった。
カサイはいつもと違うユミの様子に戸惑いを感じながらも、何も聞き出せずにいた。
問いただしてもきっと彼女は本当のことは言わないだろう、そんな雰囲気が今のユミにはあった。
「とりあえず、飲みなよ。」
そう言ってカサイが差し出した手にユミはそっと触れた。
「・・・お願い、カサイさん。」
ユミはその手を手繰り寄せるように立ち上がり、カサイの唇に自らの唇を重ねた。
「ユ、ユミちゃん・・・。」
戸惑うカサイを無視するように、ユミは一心不乱に彼を求めた。
その身長差からユミは自然と爪先立ちになっている。
その鍛えられた白い足にはぬるりとした液体が滴っていた。
カサイに促されたユミは椅子に腰掛けたまま、依然として俯いている。
静かな部屋に、ユミの吐息が漏れて満ちていく。
それは微かに熱を帯びた甘い吐息だった。
カサイはいつもと違うユミの様子に戸惑いを感じながらも、何も聞き出せずにいた。
問いただしてもきっと彼女は本当のことは言わないだろう、そんな雰囲気が今のユミにはあった。
「とりあえず、飲みなよ。」
そう言ってカサイが差し出した手にユミはそっと触れた。
「・・・お願い、カサイさん。」
ユミはその手を手繰り寄せるように立ち上がり、カサイの唇に自らの唇を重ねた。
「ユ、ユミちゃん・・・。」
戸惑うカサイを無視するように、ユミは一心不乱に彼を求めた。
その身長差からユミは自然と爪先立ちになっている。
その鍛えられた白い足にはぬるりとした液体が滴っていた。