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フライングバタフライ
第1章 始まり
幸町。
夜でもネオンが皓々と灯り、酒、タバコ、ドラッグ、そして女。全てが売り物になる街。
路地裏では連日、力を持て余したファイターが闘い、それをギャラリーが見物する、という非公式なショーが行われていた。
「お、おい・・・あれ・・・ひょっとして。」
「バ、バタフライだ!」
ある者の登場により、場の空気が一変した。
「確か、腰の怪我で姿を消してたんじゃなかったか?」
「いや、間違いない!俺は一度生で見たことがあるんだ!」
いかがわしいネオンの光すら届かないうす暗い路地裏で歓喜の声が上がる。
バタフライの登場だった。
夜でもネオンが皓々と灯り、酒、タバコ、ドラッグ、そして女。全てが売り物になる街。
路地裏では連日、力を持て余したファイターが闘い、それをギャラリーが見物する、という非公式なショーが行われていた。
「お、おい・・・あれ・・・ひょっとして。」
「バ、バタフライだ!」
ある者の登場により、場の空気が一変した。
「確か、腰の怪我で姿を消してたんじゃなかったか?」
「いや、間違いない!俺は一度生で見たことがあるんだ!」
いかがわしいネオンの光すら届かないうす暗い路地裏で歓喜の声が上がる。
バタフライの登場だった。