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お姫様になれない…
第1章 読みきりです☆
「ギャラはたっぷり頂いてますから☆」
にこっと笑顔で彼に渡すと、
「…ありがとう」
「おいしいです…手作りの食事なんて……」
「ほんと? 作った甲斐があるわ」
「………あの…」
彼は非常に困った表情で私を見つめた。
「あなたのような女性がどうして…風俗に…?」
ちかい事は客にもよく聞かれる。
「親が離婚したし、学生の弟もいたしでね。
もちろん、お金のためなんだけど、AVで人気が出ちゃってさ」
私は風俗嬢になったばかりのことを思い出した。
『女の子に優しくされたのはじめてだよ』
『これで明日からまた働けるよ』
「最初は割り切った仕事だったんだけど、私の身体で癒されてくれる人がいるのは嬉かなぁって」
「……あなたは優しい女性ですね。
愛子さんって名前、自分でつけたのですか?」
「うぅん、店長よ。
私の本当の名前はマイよ。
真実の愛と書いて真愛」
「じゃあ、マイさん、
お弁当のお礼に今夜は美味しいお酒はいかがですか?」
彼はテレビの外でも優しい誠実の人。
一緒に出掛けるとなんだかデートみたい。
行きつけの芸能人が隠れて行くバーに連れて行ってくれた。
にこっと笑顔で彼に渡すと、
「…ありがとう」
「おいしいです…手作りの食事なんて……」
「ほんと? 作った甲斐があるわ」
「………あの…」
彼は非常に困った表情で私を見つめた。
「あなたのような女性がどうして…風俗に…?」
ちかい事は客にもよく聞かれる。
「親が離婚したし、学生の弟もいたしでね。
もちろん、お金のためなんだけど、AVで人気が出ちゃってさ」
私は風俗嬢になったばかりのことを思い出した。
『女の子に優しくされたのはじめてだよ』
『これで明日からまた働けるよ』
「最初は割り切った仕事だったんだけど、私の身体で癒されてくれる人がいるのは嬉かなぁって」
「……あなたは優しい女性ですね。
愛子さんって名前、自分でつけたのですか?」
「うぅん、店長よ。
私の本当の名前はマイよ。
真実の愛と書いて真愛」
「じゃあ、マイさん、
お弁当のお礼に今夜は美味しいお酒はいかがですか?」
彼はテレビの外でも優しい誠実の人。
一緒に出掛けるとなんだかデートみたい。
行きつけの芸能人が隠れて行くバーに連れて行ってくれた。