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激愛の果てに
第1章 揺れる瞳
私が屋上に行くと、もう彼は来ていて、フェンスに寄りかかり、煙草を吸っていた……
……って!!……
煙草!?
……イヤイヤ……
ダメでしょー!
『……なんか用?……愛の告白でもする気?』
私は彼の傍に行くと彼が吸っていた、
煙草を取り上げた!
『……あっ!……
てめ!何すんだよ!貴重な最後の1本!』
『……没収!……』
『……てめ!……
ざけんな!
返せよー!』
『……あのねえ……教師の前で、
煙草吸う生徒が、
何処に居るのよ?』
『……は?……
ここに居るじゃん!あんたの目の前に♪』
『……とにかく……これは見逃せないわ!』
『……ちっ……
解ったよ!
それより何?
話しって~?
早く帰りてーんだけど!』
『……あなた……
私の事見てたよね?ずっと……』
『……1週間め……』
『……え?……』
『……俺が……
あんたに熱視線、
向けてからあんたが気がついたのが、
1週間め……』
……やっぱり……
見てたんだ……
……ずっと私を……
『……加瀬くん……1週間ずっと……
見てたわよね?
どうして?……』
『……先生……
鈍過ぎ~』
『……何がよ……』
『……俺が……
好きだから……』
『……え?……
何て言ったの?』
『……だから!……俺があんたを、
好きになったの!
何度も言わせんな!』
……加瀬が?……
私を好き?……
……そんな……
まさか……
『……そんな……
嘘よ……』
『……これでも……信じない?……』
『……ちょっ……
加瀬くん!
何する……』
……俺は……
先生の可愛いくて、甘い唇にキスしていた。