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激愛の果てに
第1章 揺れる瞳
……加瀬に……
告白されてから、
1週間が経って居た。特に加瀬との発展も何も無かった……
……私も……
加瀬とその事は、
触れないように、
加瀬に対して、
接して居た。
……私は……
加瀬から逃げて、
居たのかも知れない。
……だけど……
加瀬も私にその事で詰め寄って来たり、しなかったから、
これで良かったと、私は思って居た……ただ……
……加瀬の……
熱視線は毎日浴びて居た……
……ある日……
私が帰ろうとして、何気に教室の中を、見たら……
男女の話してる、
声が聞こえた……
何気に見てると、
女子生徒が男子生徒の肩に、
しなだれかかり、
猫なで声を出して、甘えていた……
……ほっとこ……
私はさほど気に、
止めずに帰ろうとしたら……
『……ねえん……
桐生……』
……え?……
桐生って加瀬?……
……そう……
その男子生徒とは、加瀬桐生だったのだ……
……私は……
慌てて教科書を、
廊下に落としたのに拾う事も出来ずに、一目散に屋上まで、走って来た……
……何よあれ……
やっぱり私を、
好きだなんて……
嘘じゃない。
……やっぱり……
彼女居るんじゃない。
……私は……
からかわれてたんだ。
『……あら?……
桐生……
今のもしかして、
見られちゃった?
あれって確か、
英語の先生じゃ?』
……ったく……
世話の焼ける……
『……愛美……
今日は帰って……』
『……ええ?……
嫌よ~桐生~』
……俺は……
女の声を阻止して、先生を追いかけた。
多分だけど先生は、屋上に居ると思った……
……てか……
解りやす。笑っ
……俺が……
屋上に行ったら、
やっぱり先生が居た。