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絹倉家の隷嬢
第2章 接触

(4)

 修一は立たされたまま、下半身だけを裸にされ、まだ成長途中ながらも鋼のように固くなった陰茎を、全裸のまま座っている桜子の素手で激しく上下にしごかれていた。

 「あっ……お嬢様……はあっ……」
 「フフ……思った通り可愛い声で鳴くのね?」
 修一の鞭打ちでしばらく放心していた桜子は、起き上がって近づいてくると、おもむろに修一の陰茎を出させ、それをもてあそび始めたのだった。

 「お毛々もまだ少ししか生えてない」
 修一は全身を小刻みに震わせている。
 ――自分でするのと……
 ――全然違う……
 ――溶けてしまう……!

 「気持ちいい? いいんでしょう? ここから男汁噴き上げさせたいんでしょう?」
 桜子はそう言いながら、陰茎をしごき修一の顔を妖しく見上げている。
 「まだ皮に包まれてるのね……でももうすぐ亀の頭がいやらしく大きくふくらんで、この皮から飛び出してくるわよ?」

 桜子は一旦手を止め、ひざ立ちになった。そして修一にもたれかかるように自らの身体を密着させた。
 修一は、腹から上は学生服越しに桜子の顔や肩の形を感じ、むき出しの下半身で桜子の乳房や腹の柔らかさを感じた。
 その柔らかさは蕩けそうに甘かった。

 「女の身体に直接触れるのは初めてかしら?」
 「……はい……」
 「感想が聞きたいわ」
 「柔らかい……です……」
 「そんな稚児のような答えじゃつまらない」
 「えっと……溶けてしまいそう……です……」

 修一は、生まれて初めてまともに女の裸体と密着しているのが下半身だけだというこの状況に、えも言われぬ情欲を覚えた。そんな風に感じる自分が、どこか歪んでいるとも思った。

 張った陰茎は、桜子の両の乳房の間で跳ね続けている。
 「私のお乳の中で暴れてるわ、貴方のpenis」
 「ピ、ピナ……ス……?」
 桜子は再び修一の陰茎を握った。
 「これのことよ。英語で言う方がいやらしい感じがしなくて?」
 桜子に握られるだけで、精を放出しそうになる。
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