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絹倉家の隷嬢
第4章 開錠
 部屋中に桜子の、絶叫という形の喘ぎ声が響き渡る。
 桜子の顔は真っ赤にほてり、涙を、よだれを、鼻水を垂れ流しにしている。
 そして総太郎は一呼吸置くと――
 桜子の股間の中心にある肉芽目がけて、思い切り鞭を振り下ろした。

 鞭先が秘唇にたまった蜜汁を飛び散らせる。
 そして修一の耳に入ってきたのは――
 猛獣の断末魔の叫びのような、桜子の牝の業の破裂だった。

 その叫びとともに桜子は白目をむき、全身は止まることなく痙攣を続け、秘唇から明かりを反射させて輝く小水が天に向かって噴き出した。

 総太郎はしゃがんで桜子の尻を持ち上げた。
 噴き続けている小水の向きが桜子の顔の方向へと変わる。

 光る液体の放物線が、桜子の顔を打ち、容赦なく濡らしていく。
 修一は、桜子の顔が彼女自身の小水を浴び続けるのを、うつろな目で見ていた。
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