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絹倉家の隷嬢
第5章 歯車
修一は――
うつむいた。
もう、桜子は見えない。
そして、二度と桜子を見ることはなかった。
桜子は――
総太郎に髪をつかまれ首の向きを変えられないままでも、肉壷から止めどなく快楽の衝撃を送り込まれながらでも、瞳だけは必死に修一の方に向けていた。
再び、桜子は歯を食いしばり、全身に力を込めた。
が――
総太郎の肉棒はあっさり桜子のあらゆる力を奪い去った。
「ア、ア、ア……アアアアアァァァッ!!」
桜子は操り人形のごとく、自分の意思ではない、他から与えられた力で、身体中を大きく何度も跳ねさせられた。
壊れた機械のように、何度も跳ねるという動きを繰り返した。
汗と精の液とが混ざった液体が、あごから首を伝い、乳房へと流れ落ちていく。
やがて、桜子の身体はぜんまいの切れたからくり人形のように動かなくなった。
総太郎が桜子から肉棒を抜いた。
赤く腫れた花弁からは、白濁液があふれ出し、床に落ちて溜まりを作った。
桜子は修一を見た。
うつむいた修一の頭頂部しか見えない。
桜子の目からは、突然涙があふれ出し、頬を伝っていった。
うつむいた。
もう、桜子は見えない。
そして、二度と桜子を見ることはなかった。
桜子は――
総太郎に髪をつかまれ首の向きを変えられないままでも、肉壷から止めどなく快楽の衝撃を送り込まれながらでも、瞳だけは必死に修一の方に向けていた。
再び、桜子は歯を食いしばり、全身に力を込めた。
が――
総太郎の肉棒はあっさり桜子のあらゆる力を奪い去った。
「ア、ア、ア……アアアアアァァァッ!!」
桜子は操り人形のごとく、自分の意思ではない、他から与えられた力で、身体中を大きく何度も跳ねさせられた。
壊れた機械のように、何度も跳ねるという動きを繰り返した。
汗と精の液とが混ざった液体が、あごから首を伝い、乳房へと流れ落ちていく。
やがて、桜子の身体はぜんまいの切れたからくり人形のように動かなくなった。
総太郎が桜子から肉棒を抜いた。
赤く腫れた花弁からは、白濁液があふれ出し、床に落ちて溜まりを作った。
桜子は修一を見た。
うつむいた修一の頭頂部しか見えない。
桜子の目からは、突然涙があふれ出し、頬を伝っていった。