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青に染められて
第8章 高くて薄い壁
「できたっ」

菜月は着々と小さめのテーブルに出来立ての料理を並べた

味噌汁・ご飯・卵焼き・豚の生姜焼き

手早く出来そうだったものを冷蔵庫から引っ張り出して作った

「お前食わねーの?」

「うん。シャワー浴びる」

男の前を過ぎて浴室へと向かう菜月の腕を瞬時に掴むと菜月の体は呆気なく男の隣に降りていた

「・・・ねぇ・・なんで?」

「何が?」

「いや・・私・・シャワー・・」

「俺を一人で食べさせるのかよ」

「たべれるでしょ!!」

「やだ」

「なっ・・子供みたい」

「いーんだよ」

「よくないー。もぅ・・何、青くん甘えん坊?」

にやっと笑って菜月を見る

「さぁな・・いただきます」

「もぅ~・・・どーぞ召し上がれ」

菜月はため息を吐く

目の前には自分が用意したはずの箸が見える
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