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青に染められて
第1章 ずらして濡らして
ガチャ
扉を開くと個室のシャワールームの一つに入り、蛇口を捻った
塩素を含む香りが鼻を掠めてはシャワーの水の勢いと同時に薄れていく
髪をざっと流し終え、蛇口を捻ってシャワーの水を止めた
きっ・・カチャ
背後で微かな金属音がして振り向いた
「!」
「しー。静かにしてろ」
声を上げる暇すら無いほど素早く口を塞がれ
シャワーヘッド下の壁へと押しやられていた
彼女よりも遥かに背の高い
浅黒い肌に気が強そうな眼差しの
自信に溢れた容姿の男が口元に人差し指をたて
しーっとジェスチャーしている
ただ首をたてに振るしか出来ない彼女は、目を見開いたまま状況把握に忙しい
「部員に追われて逃げてたらここに来ちまって・・まさか使用中なんて思わかなったからよ。わりぃな」
またも首を振って応える
扉を開くと個室のシャワールームの一つに入り、蛇口を捻った
塩素を含む香りが鼻を掠めてはシャワーの水の勢いと同時に薄れていく
髪をざっと流し終え、蛇口を捻ってシャワーの水を止めた
きっ・・カチャ
背後で微かな金属音がして振り向いた
「!」
「しー。静かにしてろ」
声を上げる暇すら無いほど素早く口を塞がれ
シャワーヘッド下の壁へと押しやられていた
彼女よりも遥かに背の高い
浅黒い肌に気が強そうな眼差しの
自信に溢れた容姿の男が口元に人差し指をたて
しーっとジェスチャーしている
ただ首をたてに振るしか出来ない彼女は、目を見開いたまま状況把握に忙しい
「部員に追われて逃げてたらここに来ちまって・・まさか使用中なんて思わかなったからよ。わりぃな」
またも首を振って応える