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第4章 勝負と奉仕

気がつくと保健室だった

なっちゃんが心配そうに菜月を見下ろし、彼女の制服と荷物を持って付き添ってくれた

無事に帰宅してから

玄関を訪れたのは数名の生徒

何故か各自野菜を手にして

渡すだけ渡すと即座に帰っていった

何度か訪問を受け、自宅をたくさんの生徒が知っている事実に気持ち悪さを覚えた

中にはお米を持ってきてくれた人もいた

「なんなの・・一体・・」

最後にいっちばん会いたくない人物が当たり前のように訪問してきた