この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
青に染められて
第4章 勝負と奉仕
とうとう訪れた昼休みを告げるチャイム
菜月は出来る限りの脚力で猛然と走った
走って走って階段をかけ降りて・・
やっぱりかけ上がって・・
薄暗い物置と化した屋上へ続く階段に腰を据えた
呼吸を押さえ込んで整えた
お弁当は持ってきた・・二人分・・
机に男の分を置いてくればよかったとすごく後悔した
今更戻れず自己嫌悪
突然鳴るスマホのバイブ
びくびくしながら画面をみる
いまだ登録してない名無しの番号が表示される
何度も何度も確認したせいで覚えてしまった番号は間違いなくあの男の番号
手が震えるが強制で切ることもできずに、相手から切れるのをひたすらまった
トンっトンっと階段を軽快に上がってくる足音が聞こえた
慌てて隠れんぼするように用具の後ろへ隠れた
スマホのバイブを手で押さえ響かないようにした
菜月は出来る限りの脚力で猛然と走った
走って走って階段をかけ降りて・・
やっぱりかけ上がって・・
薄暗い物置と化した屋上へ続く階段に腰を据えた
呼吸を押さえ込んで整えた
お弁当は持ってきた・・二人分・・
机に男の分を置いてくればよかったとすごく後悔した
今更戻れず自己嫌悪
突然鳴るスマホのバイブ
びくびくしながら画面をみる
いまだ登録してない名無しの番号が表示される
何度も何度も確認したせいで覚えてしまった番号は間違いなくあの男の番号
手が震えるが強制で切ることもできずに、相手から切れるのをひたすらまった
トンっトンっと階段を軽快に上がってくる足音が聞こえた
慌てて隠れんぼするように用具の後ろへ隠れた
スマホのバイブを手で押さえ響かないようにした