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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
「さて瑠璃ちゃん、色々相談しなきゃいけないことがあるんだけどいいかな?」
麗子に促されベッドに座る。
「まず学校なんだけど、たぶん転校することになると思うけどいいかな」
「はい。
でも学費が...」
「その心配はいらないわ。
秘密を守ってもらうには私立の方が都合かいいの。
女子校がいい?共学に行ってみる?」
「共学...」
考えてもみなかった。親の仕事の都合で小学校から私立の女子校に通っていた瑠璃にとって共学という選択肢はなかった。
あんなことをさせられてはいたが、見た目は女優のお嬢さんだったのだ。
「どう?心機一転共学に行ってみるっていうのは」
「でも、同世代の男の子と話したことないし、関わりかたがわからない」
「だからいいのよ。
あなたにとって必要なリハビリよ。
男はみんな体目当てって訳じゃないんだから」
瑠璃は考えてしまった。
「いくつか学校見に行ってみようか」
瑠璃は頷いた。
「あと、瑠璃ちゃんの荷物なんだけど...
どうしても必要なものある?」
瑠璃は首を振った。
友達との思い出の写真はあるにはあるけれど
あまり踏み込まれたくなかった瑠璃は
深い付き合いをしていた友人はいない。
「よし!じゃあ明日は日曜だし
買い物行くわよ」
麗子は明るく言った。
麗子に促されベッドに座る。
「まず学校なんだけど、たぶん転校することになると思うけどいいかな」
「はい。
でも学費が...」
「その心配はいらないわ。
秘密を守ってもらうには私立の方が都合かいいの。
女子校がいい?共学に行ってみる?」
「共学...」
考えてもみなかった。親の仕事の都合で小学校から私立の女子校に通っていた瑠璃にとって共学という選択肢はなかった。
あんなことをさせられてはいたが、見た目は女優のお嬢さんだったのだ。
「どう?心機一転共学に行ってみるっていうのは」
「でも、同世代の男の子と話したことないし、関わりかたがわからない」
「だからいいのよ。
あなたにとって必要なリハビリよ。
男はみんな体目当てって訳じゃないんだから」
瑠璃は考えてしまった。
「いくつか学校見に行ってみようか」
瑠璃は頷いた。
「あと、瑠璃ちゃんの荷物なんだけど...
どうしても必要なものある?」
瑠璃は首を振った。
友達との思い出の写真はあるにはあるけれど
あまり踏み込まれたくなかった瑠璃は
深い付き合いをしていた友人はいない。
「よし!じゃあ明日は日曜だし
買い物行くわよ」
麗子は明るく言った。