パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 依頼人　瑠璃

「まったく
　優しくしてやろうと思ったのに」

そう言って洋輔は瑠璃にチュッとキスをした。

「じゃ、お望み通り」

洋輔は瑠璃の腰をつかみ一気に貫いた。

「アアアアッッ」

瑠璃の顔が快感に歪む。

洋輔は瑠璃に翻弄されまいと
奥歯を噛み締めていた。

ーーシジイが三日三晩瑠璃を抱き続けたってのも
　　まんざら嘘じゃなさそうだ
　　この体は...ヤバイ

「洋　ちゃん　なんか　すご　いの...」

瑠璃の口から発せられる言葉に
洋輔の理性が飛びそうになる。

ーー瑠璃、煽んじゃねーよ

洋輔は心のなかで舌を打ちながら
表情は努めて冷静に瑠璃を優しく見つめた。

「瑠璃、気持ちいいか？」

涙目で頷く瑠璃に洋輔の我慢が限界に近づく。

洋輔は一方的にならないように瑠璃の表情を見ながら瑠璃の感じるところを的確に攻めた。

「アアアアッッ　洋　ちゃん
　なん　か　来る」

洋輔は瑠璃の手を握りしめた。

「アッ　ア　洋ち　ゃん...」

洋輔はグッと腰を深く突き刺した。

「アアアアッッ　アアアアッッ」

「瑠璃」

洋輔は力一杯瑠璃を抱き締める。

腰を高くつき出した瑠璃は
ガクリと崩れ落ちた。

瑠璃は真っ白な世界に包まれ
放心した状態でビクビクと体を震わせている。

洋輔もゴム越しに瑠璃の中で果てていた。

荒い息が静かな部屋に響く。

洋輔は優しく瑠璃を抱き締めて
そっとキスをした。

「可愛いよ　瑠璃」