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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
なんとか目を開けて洋輔を見つめる瑠璃

「洋ちゃん...
 なんか すご かった」

洋輔は笑う。

「な、好きな男に抱かれると
 sexは気持ちいいだろ」

瑠璃は恥ずかしそうに頷いた。

洋輔は瑠璃の髪を撫でる。

「瑠璃は生まれ変わった。
 もう、好きでもない男に抱かれるなよ」

「ありがとう
 洋ちゃん」

瑠璃は洋輔に抱きついた。

洋輔は瑠璃の頭を撫でながら
この状況をどうしたものかと
考えあぐねていた。

口ではそれっぽいことをいっているが
いまだ瑠璃のなかに収まっている自身は
イッたあとの瑠璃の容赦ない締め付けと
うねりに翻弄され
性懲りもなくムクムクと頭をもたげ始めている。

ーーさすがにもう一回いいか?
  とは言えないよな...

「ねえ、洋ちゃん...
 もう一回 して」

洋輔の考えを見透かすように
瑠璃が恥ずかしそうにその言葉を口にした。

驚いて見下ろす洋輔に

「だめ?!」

って上目使いで見つめてくる。

ーーくぅ...この小悪魔
  ダメなわけねーだろ!!

洋輔は余裕ぶる

「この小悪魔が」

瑠璃の額を弾いて体を起こした。

「このままいくぞ」

瑠璃は頷いた。

洋輔の分身は待ってましたとばかりに
暴れ始める

「アアアアッッ
 洋ちゃん はげ し...」

快感に歯を食い縛る瑠璃に
洋輔は意地悪な笑みを向ける。

「お前が誘ったんだぞ 瑠璃」

そして洋輔は自分を翻弄する瑠璃を
快楽の底へ攻め立てていった。
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