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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
「本当は朝まで抱き締めててやりたいんだが
 お前の保護者がうるさくてな。
 今日中に瑠璃を帰さないと殺されるわ」

そう言って笑いながらもう一度額にキスをした。

「保護者?」

「麗子だよ。
 必ず今日中に瑠璃を家に帰せと言われてる」

洋輔は両手を広げておどけて見せた。

瑠璃がプッと笑う。
 
「だから、シャワー浴びてこい」

寝ぼける瑠璃を支えながら洋輔はバスルームに向かった

本当は洗ってやろうかとも思ったが
瑠璃の体に触れたら自分を抑える自信のかなった洋輔は瑠璃をバスルームに入れてドアを閉めた。

ベランダに出てタバコを燻らす。

ーー瑠璃にとっていい思い出に作り替えることは出来ただろうか...

洋輔は珍しくセンチメンタルな気分に浸っていた。

「洋ちゃん...」

シャワーを浴びた瑠璃が呼び掛けた。

「ん?」

洋輔はタバコを消して振り向いた。

瑠璃はバスタオルを体に巻いたままだ。

ーーったく
  天性の小悪魔だな

洋輔は苦笑いした。

自分のシャンプーの香りを漂わす瑠璃を抱き締める。

「気持ちよかったか?」

洋輔は耳元で囁いた。

瑠璃の耳が赤くなるのがわかった。

「ん、あんなの初めて...」

「そうか。
 瑠璃の初めては俺だ。
 忘れるなよ」

瑠璃は恥ずかしそうに頷いた。

洋輔は瑠璃の顎に手を添えて
優しく甘いキスをした。
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