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浮気断定社
第10章 依頼人 高橋 美樹
ーあの小娘
 絶対に許さない。
 私の男を次々と横取りしていくなんて
 地獄の底へ落としてやるわ

美樹はハーパーをストレートで煽った。


「待たせたな美樹」

美樹はVIPルームに入ってきた男たちを一瞥した。

「別に待ってなんかいないわよ」

「相変わらずかわいくねー女だな」

「ありがとう」

美樹は皮肉に笑った。

テーブルに置かれたハーパーのボトルとそれをストレートで煽る美樹

「ずいぶんご機嫌だな」

美樹を見て口端に安っぽい笑みを湛えた男が言った。

「そうよ。座って飲まない?」

男たちは美樹を囲むように座り同じようにストレートで飲み始めた。

「で、お嬢さん今度は何の用だ?」

「また人を殺してみない?」

「また?」

男が怪訝そうに言う。

「またって、俺は人殺しなんてしたことねえよ」

「よく言うわよ。
 さんざん強姦してAVにまで売り込んで17歳の少女を自殺に追いやった男が」

美樹は冷たい瞳で男を見つめた。

「あれはお前がやらせたことだろう?」

男は不機嫌に言った。

「確かに依頼したのは私だけど

 やったのはあんたよ」

まるで自分は関係ないとでも言いたげな美樹の言葉に男は頬をひくつかせる。




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