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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
2階の弁護士事務室。
個室に別れたたくさんある部屋のなかで
女性はひとつの部屋を目指した。
扉をノックする。
秘書が出てきた。
「どうしました?」
「麗子さんいますか?」
女性の慌てる姿に秘書は何かを感じる。
「ええ。どうぞなかに」
秘書は女性を部屋に招き入れ扉を閉めた。
麗子は書類に目を通していた。
「麗子さん、ちょっと話を聞いてほしい女の子がいるんですが...」
麗子は顔をあげ女性を見た。
「菅原さんが私のところへ来るってことは事情がありそうね」
「はい。
会社の入り口に佇んでた女の子なんですが
顔がアザだらけで、○○女学院の制服を着てるんです」
「なるほど」
麗子は真剣な顔で頷いた。
「すぐいくわ。
午後の打ち合わせキャンセルできる?」
秘書を見る
「はい。何とかしてみます」
「ありがとう。宜しくね。
菅原さん、案内して」
麗子はそう言って鞄をもって立ち上がった。
個室に別れたたくさんある部屋のなかで
女性はひとつの部屋を目指した。
扉をノックする。
秘書が出てきた。
「どうしました?」
「麗子さんいますか?」
女性の慌てる姿に秘書は何かを感じる。
「ええ。どうぞなかに」
秘書は女性を部屋に招き入れ扉を閉めた。
麗子は書類に目を通していた。
「麗子さん、ちょっと話を聞いてほしい女の子がいるんですが...」
麗子は顔をあげ女性を見た。
「菅原さんが私のところへ来るってことは事情がありそうね」
「はい。
会社の入り口に佇んでた女の子なんですが
顔がアザだらけで、○○女学院の制服を着てるんです」
「なるほど」
麗子は真剣な顔で頷いた。
「すぐいくわ。
午後の打ち合わせキャンセルできる?」
秘書を見る
「はい。何とかしてみます」
「ありがとう。宜しくね。
菅原さん、案内して」
麗子はそう言って鞄をもって立ち上がった。