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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
少女はガクリと膝から力が抜け崩れ落ちそうになる。
麗子は少女を抱き止め
ゆっくりとソファーへ座らせた。

少女の肩を抱き少女が落ち着くのを待つ。

「大丈夫よ。
 私はあなたになにもしないわ」

そう言って麗子は少女を抱き締めた。

「もう...生きていたくない...」

少女はポツリと言った。

麗子は何も言わず背中をさすった。

「父に殴られました。
 お前は役立たずだと...」

少女は涙もこぼさず淡々と話し出した。

「父に殴られました...
 お前は役立たずだと...」

「父に殴られました...
 お前は役立たずだと...」

少女は壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返す。

「大丈夫よ。
 私が助けてあげる」

麗子は少女を抱き締めながらそっと声をかける。

少女が麗子を見つめハッとした顔をした。

「私を助ける?」

「そう。私が必ずあなたを救ってあげるから
 大丈夫」

麗子は少女に微笑んだ。

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