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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
少女は両手でコップを持ち
麦茶を一気に飲み干した。

カタリとコップをテーブルに置くと
大きく深呼吸をして
麗子の方を向いた。

「すみません、ディッシュもらえますか?」

「ええ」

麗子は部屋の隅の電話が置かれたカウンターにあるディッシュ箱を取り少女に渡す。

少女は勢いよく鼻をかむとそのティッシュをゴミ箱に投げ入れた。

「綾瀬 瑠璃と申します」

少女は麗子に向き直り丁寧に頭を下げた。

さすがお嬢様学校で名高い名門の学生らしくその所作は洗練されている。

「落ち着いた?」

麗子は少女に笑いかけた。

「はい。ありがとうございます」

まだどこか緊張した様子だがそれでも少女はぎこちなく笑った。

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