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第9章 依頼人　瑠璃

　私は体がバラバラに引き裂かれる
　強烈な痛みに体を仰け反らせ
　抵抗しましたが
　男はなおも無理矢理押し込んできます。

　『いだぁーーーーーーーーーーい』
　ガムテープの張られた口からくぐもった叫び声をあげました。
　『黙って力を抜いてろ』
　男は私の頬に平手を打ちました。
　なおも押し込む男の痛みに耐えきれず
　私は気を失いました。

　目が覚めると私はまだ裸で縛られたままでした。
　私の股はジンジンと痺れ
　ジクジクとした痛みが続いています。

　私のベッド脇でタバコを吸う男に吐き気がしました。

　『瑠璃、お前はやっぱり金の卵だ。
　　これからゆっくり育ててやるから
　　楽しみにしてろよ』

　そう言ってイヤらしく微笑み髪を撫でる男に
　唾を吐きかけました。