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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
「じゃあ、麗子親父さんに聞いといてくれ。
ビルの裏側、使わせてもらえるか。
そしたら探偵屋をやってもいい。
その間に例の男を探るよ。
あと、瑠璃ちゃんの父親もな」
「よろしくね」
「瑠璃ちゃんはどうするんだ?」
「シェルターに連れていくわ」
洋ちゃんは頷いた。
「それがいい。
相手が相手だけに用心しないとな」
麗子は頷いた。
「わかってる」
「じゃあ、連絡待ってる。
瑠璃ちゃん、またな。
大丈夫だ。
麗子に任せておけば怖くない」
洋ちゃんは瑠璃の頭を撫でて部屋を出ていった。
瑠璃は洋ちゃんの出ていった扉を見つめ続けている。
麗子が瑠璃の肩をポンと叩く。
「瑠璃ちゃん、あの男に惚れちゃダメよ。
ただのスケコマシよ」
瑠璃は麗子を見つめる。
「もう...遅いかも」
瑠璃はポツリと言った。
ビルの裏側、使わせてもらえるか。
そしたら探偵屋をやってもいい。
その間に例の男を探るよ。
あと、瑠璃ちゃんの父親もな」
「よろしくね」
「瑠璃ちゃんはどうするんだ?」
「シェルターに連れていくわ」
洋ちゃんは頷いた。
「それがいい。
相手が相手だけに用心しないとな」
麗子は頷いた。
「わかってる」
「じゃあ、連絡待ってる。
瑠璃ちゃん、またな。
大丈夫だ。
麗子に任せておけば怖くない」
洋ちゃんは瑠璃の頭を撫でて部屋を出ていった。
瑠璃は洋ちゃんの出ていった扉を見つめ続けている。
麗子が瑠璃の肩をポンと叩く。
「瑠璃ちゃん、あの男に惚れちゃダメよ。
ただのスケコマシよ」
瑠璃は麗子を見つめる。
「もう...遅いかも」
瑠璃はポツリと言った。