この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第4章 涙月
 トンジュが笑顔で言った。
「いつかあなたが一人前の女性となった時、この簪を身につけて欲しい。俺の妻となった翌朝、俺があなたの髪を上げるんです。結い上げた艶やかな黒髪にこれを挿すんだ。さぞ美しいだろうな、あなたは」
 サヨンの眼がトンジュを射るように見開かれた。
「それは、どういう意味?」
 判っていながら、問い返さずにはいられなかった。
/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ