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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第6章 運命を賭ける瞬間(とき)
 サヨンは小さく笑った。
「その点は心配ないわ。昼間、その店の前を通りかかった時、そこの主人が隣の筆屋のおかみさんと話してたのよ」
―大きな声じゃ言えねえけどよ、うちには朝鮮中とは少し大袈裟かもしれないが、都中の人間が履くくらいの草鞋があるぞ。
 この地方は寒冷な気候のため、春先までしばしば大雪に見舞われる。そのときに履き替え用の草鞋が飛ぶように売れるため、吝嗇な主人は、草鞋が倉庫にあるにも拘わらず普段は店に出さずに、悪天候の日に出すのだ。
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