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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第6章 運命を賭ける瞬間(とき)
 ヨンセの声は厳しかった。
 トンジュの当初の目論見に反して、李スンチョンは黙って引き下がりはしなかったようだ。が、それも無理からぬことともいえる。今回の件で、スンチョンとその息子は大いに面目を失ったのだ。
 それでも、ヨンセが慰謝料を払っただけでスンチョンが引き下がったのは、不幸中の幸いであった。やはり、その点は、トンジュの指摘したように、必要以上に騒いで世間の注目を集めれば、恥の上塗りになると判断したのだろう。流石に、引き際を心得ていたのだ。
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