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とあるオクサマのニチジョウ
第2章 来訪者とオクサマ
「…っ!?」
男と恭子の間は一メートルも離れていない。
床に両手を着いて尻を突き出す、言わば立ちバックの体勢になっている恭子。
尻を突き出された男の視界には、丸く白い形の良い尻は疎か、脚の間の襞までもが飛び込んできた。
息を呑んだ若い男の視線は、恭子の尻とワレメに釘付けになる。
生々しい光景に、男の体温が一気に急上昇する。
まるで男を誘うかのようにプリプリと左右に揺れる。
…これは…絶対に誘ってるとしか………
恭子からの甘い香りと、淫猥な姿。
若い男が情欲を抑えるにも限界があった。
ゴクッと喉を鳴らして、血走った目で恭子のワレメを凝視する。
プリプリと揺れる尻に導かれるように男の右腕は伸びて、物音をたてずに足が動いた。
近寄る男に気付いた素振りもなく、荷物を改めている恭子。
男の右手が突き出されている恭子の尻へと達しようとした時だった。
「…アンタ……警察呼ぶよ?」
不意に流れた第三者の冷ややかな声。
突然の事に若い男はビクッと心臓を跳ね上げて体を硬直させ、恭子は尻を突き出した儘で振り返ったのだった。
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