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とあるオクサマのニチジョウ
第12章 Scene.02
擦れ違う視線に慣れる事は無い。
ヒールを履く脚から力が抜けそうになるのを堪え、人の間を縫って歩く。
「んふぅっ……ふぅっ…んっ………」
強い刺激がカラダを突き抜け、思わず立ち止まって背中を反らしそうになる。
「なに…あの女………」
「何か…すっげえエロいんだけど………」
囁く声が、恭子の興奮を昂らせていく。
…こ…これぇ……ヤバすぎるぅ………
マイクロミニから伸びた内股をおツユが垂れていく。
露出に興じる恭子の姿は、ぱっと見には会社員の様な恰好。
しかし、ノースリーブで衿広のカッターシャツのボタンは数個外れて、胸元から深い谷間を覗かせる。
タイトのマイクロミニスカートからは短い上にスリットが入り、そこから肉付きの良い太腿を晒していた。
恭子の姿は、男を誘う淫乱な会社員の姿だった。
シャツに乳首の形をプクッと浮かばせて上気した表情で歩けば、周りもその異様さに囁き合っては視線を向ける。
「んっ……んうぅっ……んはぁ………」
…みんな…見てるぅ………
…私の…イヤらしい…姿………
「んっくぅっ………」
視線と股間からの強い刺激に、熱く吐息を洩らしながら内股を濡らす。
小さい三角形の透けた白い生地と、紐だけで作られたショーツ。
紐Tバックショーツを穿いた中では、卵形のローターが暴れてクリトリスを弾いていた。
…オモチャ……使うの……凄すぎぃ………
「…っ!? っくぅっ………」
ローターが与える刺激に、何度も意識を奪われそうになりながらも、恭子は目的地へと向かって歩き続けた。