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とあるオクサマのニチジョウ
第13章 Scene.03
「へぇっ。此処かぁっ」
喫茶店の前を通らずに、遠回りで時間を掛けて歩いてきた公園。
いつもと変わらずに、人影は皆無だった。
時折、公園脇の線路を電車が通過するだけで、小綺麗で静かな公園は真希の気に召したようだった。
「あっちより良いねぇっ」
短いスカートを翻して、ピンクと白の縞模様のショーツを覗かせながら走り回る真希。
「あっ。ちょっ……そんな走り回ったら………」
幼さ全開ではしゃぐ真希の姿に、恭子は思わず母性を滲ませていた。
…あの娘が娘だったら……
…凄い疲れそぉ………
「おぉい。恭子さぁんっ」
ジャングルジムの上で、ショーツ丸出しで大手を振る真希の姿。
「だ、だから、危ないって………」
本当に中学三年生なのか疑わしい真希の言動に、益々、恭子の頬は引き攣っていく。
「こんなに高いよぉっ」
「ちょ、ちょっと真希ちゃんっ。ショーツ…見えてるからっ」
ジャングルジムの下へと辿り着いた恭子は、背伸びをして真希に声を掛ける。
短いマイクロミニは擦り上がり、恭子の尻肉を裾から覗かせる。
ノーパンの恭子がショーツ丸出しの真希を注意する、何とも不思議な光景。
「にへへっ。そういえば、スパッツ履いてなかったんだぁ。うっかりうっかり」
「もうっ。良いから、早く下りないと誰かに見られちゃうわよぉっ」
真希よりも自分の方が見られたら一大事だとは気付いていない恭子だった。