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とあるオクサマのニチジョウ
第14章 Scene.04
両手の親指と中指が乳首を挟んでキュッと引っ張りながらも、柔肉同士を擦り合わせるように胸を捏ねられる。
鋭い刺激と甘美な刺激が同時にカラダを突き抜け、恭子は微かな喘ぎ声を洩らしながらカラダをくねらせる。
「やはり…このデカパイは堪らないな………
隣の彼女みたいに…喘いで良いんですよ?」
柔肉の感触と敏感な恭子のカラダに、長崎は声を抑えている恭子に言葉を連ねた。
杏子を引き合いに出された恭子。
いつもの杏子の乱れ様を思い浮かべると、引き上げられた感情に子宮の疼きが強まっていく。
薄い壁を隔てた反対側には、杏子たちの部屋。
いつも杏子の喘ぎ声が洩れている事を考えれば、恭子自身の喘ぎ声も洩れる事など安易に分かる。
恭子は長崎の言葉で更に声を抑えようとするが、絶えず胸から襲ってくる刺激の前に鼻は甘く鳴るばかり。
抑制される程に、過敏になっていくカラダ。
「んぅっ…あぁっ……あぁあっ…んっ………」
キュッと両乳首が引っ張られ、恭子は堪え切れずに、そのクチから嬌声を吐き出したのだった。
頭の片隅では杏子の存在を危惧しながらも、押し寄せる快感に抗えない。
反対側の部屋から恭子の喘ぎ声が聞こえれば、訝しまれると分かっていながら、喘ぎ声を洩らして杏子たちが寝ている事を願うだけだった。