この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
とあるオクサマのニチジョウ
第3章 働くオクサマ
 
 それでも、気を取り直して出掛けた恭子。

 夕暮れの中、帰路を急ぐ人の流れに逆らって歩みを進める。

 疲労感を滲ませた人々は、恭子にチラと視線を向けて擦れ違っていく。

「…ん?」

 幾度と繰り返される光景に、恭子は小首を傾げながらも脚を動かす。

 今までにも、その整った顔立ちや、自己主張の激しい胸で好奇な視線を向けられる事はあった。

 しかし、今、向けられている視線は、明らかに今までとは異質である事を感じていた。


…んー……
…別に…おかしいトコ……無いよねぇ……
…メイクだって…してきたし………


 いつも通りに軽めのメイクを施したのは覚えている。

 服装にしても、白地のTシャツとスラリと伸びた脚をデニム地のミニスカートから惜しみ無く晒しているだけだった。


…別に私の脚なんて見ても…ねぇ……


 肉感的な太腿を存分に晒しておいて、男たちの情欲を刺激している事に気付いていない恭子。

 いつもと違う視線を集めている事に怪訝な表情を浮かべながらも、豊満な胸をユサユサと揺らしながら歩き続ける事十数分。

 漸く、職場へと着いた恭子は建物の裏手へと回り、中へと姿を消したのだった。
/298ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ