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第14章 Scene.04

　
「据え膳を食わない程、草食じゃないのは分かってますよねぇ」

「あぁんっ………」

　躊躇いもなく、長崎の体は恭子の脚の間に割り込む。

　ショーツ越しに長崎の唇の感触を覚えた恭子は、ぷっくりとした唇を開いて甘い嬌声を洩らす。

「んんっ…んはぁっ………」

　薄い生地越しに、長崎の舌がワレメに押し付けられる。

　生地をワレメに捩込ませるような動きと、クリトリスを擦られる刺激に、恭子は細い顎を上げて熱い吐息を洩らす。

「既にビショビショじゃないですか」

　ペロペロと舌を滑らせる長崎の言葉に、恭子の腰は軽く上下に跳ね上がる。

「んはぁっ…そ、そんな事はぁ……んうぅっ………
　ソコ…舐められて…はぁ…んっ……濡れちゃって………」

　実際は喫茶店からショーツを汚していた恭子。

　淫らな女である事を今更恥じるかのように言葉を吐き出す。

　しかし、恭子の両手は股間に埋まった長崎の頭を軽く押さえ、股間を顔面に押し付けながら刺激に悶えるのだった。

　紫の薄いショーツの生地は、ワレメから溢れ出すおツユと長崎の唾液で色を濃くしていく。

　整った陰毛も肉厚の襞さえも安易に覗け、全く意味を為していなかった。

「ｸｸｯ…。感度が良いってのは愉しいですよ」

　明らかに唾液以上に、おツユで透けている事が分かった長崎は、態と音をたてて股間に唇を滑らせる。

「んあっ…あっ………ソコ…そんな吸われたら…私ぃっ……んうぅぅぅっ」

　生地越しにクリトリスを吸われた刺激に、長崎の頭を押さえる両手の力は強まり、一段とワレメを押し付ける恭子だった。