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第14章 Scene.04

　
　恭子の熱い吐息と艶めかしい喘ぎ声が大きくなるにつれ、ワレメからのイヤらしいメスの芳香は強くなりおツユは止め処なく溢れ出す。

　ズズッと音をたてながら、ワレメやクリトリスを吸い込む長崎の興奮も鰻登りになる。

　右腕で恭子の撓わな胸を鷲掴みにし、左手の指先を股布の縁へと掛ける。

　相変わらずの恭子の胸の弾力と張り、柔らかさを右手に感じながら左手で股布を引っ張れば、両腰で結んでいた紐が容易く解けた。

「グチョグチョおマンコとご対面ですよ」

　床にまで伝う程におツユを溢れさせているワレメに、長崎の吐息が掛かる。

「んはぁあ……そんな…ジッと見ないでぇ……んあぁっ……子宮……ジンジン…しちゃうぅぅぅっ」

　胸をグニュグニュと歪に変形させられながら、ワレメに突き刺さる長崎の視線に悶える恭子。

　ワレメをパクパクと蠢かせ、強まる疼きに尻を艶めかしく揺する。

「まだ、色々愉しんでませんよぉ？　淫乱奥様？」

　肉欲のスイッチを完全に入れた恭子の反応に、長崎は舌舐めずりをしながら左腕を傍らに伸ばした。

「あぁっ…そんな…淫乱…なんて………
　んっ…くうぅっ……もっと……気持ち良くうぅぅぅ」

　自らも右手で胸を揉み拉き、折り曲げた左手の人差し指を甘噛みしながらねだる恭子。

　パカッと大股に開いた脚の間で、長崎が薄い笑みを浮かべている事に気付く訳も無かった。

「それじゃ…先ずはコレなんて………」

　長崎が引き戻した左腕の指先をワレメに擦り付けた瞬間だった。

「んあっ!?　あっ…あぁあぁぁぁっ!!」

　一際大きい嬌声と共に、目を見開いた恭子の腰が大きく弾んだ。