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とあるオクサマのニチジョウ
第14章 Scene.04
「んはぁっ…んぁ……あぁっ……」
絶え間無く乳首やクリトリスから脳へと走り抜ける快感に、口元から唾液を垂らしてカラダを捩りながら恭子は喘ぎ続ける。
霞む視界に離れていく長崎の背中を入れながら、腰を軽く跳ね上げて媚薬の刺激におツユをソファーにまで滴らせていた。
「…確か…この辺りに………」
沢山のオモチャが並ぶ棚の前に立つ長崎の呟きが耳に届くと、ジンジンと子宮の疼きが強まる。
オモチャを手に取り、品定めをする行動に鼓動も早まる。
…まだ…これ以上……
…ただでさえ…こんなに感じちゃってるのに……
…もっと…されたら………
長崎が手にした物が見えなくとも、カラダ中に汗を浮かばせて快感の波に飲まれている状態で、更に何かをしてくるのは分かりきっていた。
既に乳首もクリトリスも痛いと思える程に固く熱り勃ち、軽く刺激を与えられただけでも絶頂へと迎える現状。
熱い吐息を洩らしながら不安が頭を過ぎるが、両脚をガバッと開かれて晒されているワレメは、ヒクヒクとその時を待ち望むように痙攣を繰り返していた。
「これなんて…悦びそうだねぇ……」
両手にオモチャを持ち、薄い笑みを浮かべながら近付く長崎の姿。
甘く鼻を鳴らす恭子のカラダは、腰の揺れを大きくするのだった。