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とあるオクサマのニチジョウ
第3章 働くオクサマ
 
「え、えっとぉ………」

 突然の事に、恭子も妻に釣られるかのように困惑する。

「あ、あの……恭子…さん?」

「…はい?」

 何故かほんのり顔を赤らめ始めた妻。

 顔を逸らしながらも、チラチラと恭子へと視線を向ける。

「…何ですかぁ?」

 妻の豹変に困惑した儘の恭子。

 腕を交差させて下げた指先でTシャツの裾を抓み、着替えを始めようとしていた。

 Tシャツが捲られ、キュッと括れたウエストが露わになる。

 妻の顔に赤みが増していく。

「あのね……恭子さん……」

 依然としてチラチラと視線を向けている妻の言葉。

「な、何ですかぁ?」

 なかなか言葉を紡がない妻に、恭子は腹を露わにした儘で返事をする。

「そのシャツ………」

「これですかぁ? 適当にある物着て来たらぁ、どうもピチピチしてるみたいでぇ」

 体のラインが丸分かりになる、ピチッとしたTシャツを着ていた恭子は思わず苦笑する。

「そ、そう………。それで……恭子さん……その…シャツ……下………」

 ますます歯切れが悪くなる妻。

 同時に顔の赤さは増していく。

「え、えっとぉ……。何ですかぁ?」

 何処か煮え切らない態度に、妻がチラチラと向ける視線を追っていった恭子。

 妻の視線は、交差している上腕に挟まれた自らの胸へと向いていた。

「何があっ………え?」

 見下ろした光景に、恭子は言葉を詰まらせる。

 視界に飛び込むのは、形をくっきり浮かばせている豊満な胸。

 そして、浮かび上がっていたのは胸の形だけではなかった。

「…あ………洗濯………」

 乳首までもくっきり形を浮かばせて、ノーブラであった事を自覚した恭子。

「…だから……いつもより…視線………」

 擦れ違った人々の異質な視線の理由も分かれば、恭子の顔は妻と同じように赤く染まっていったのだった。


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