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とあるオクサマのニチジョウ
第3章 働くオクサマ
「…ホントに大丈夫だろねぇ?」
依然として仄かに顔を赤らめながらも、煎れ直したコーヒーをトレイに乗せた恭子。
明らかに様子が違う恭子にマスターは不安げに声を掛けた。
「は、はいぃっ…。大丈夫ですぅ」
心配するマスターの視線を感じながら、恭子は狭いフロアをゆっくりと進む。
一面ガラス張りの通りに面した壁に四人掛けのテーブル席が三つ。
カウンター席が四つと小さな喫茶店。
通りを歩く人の速さよりも、数段ゆっくりした恭子の歩み。
…ん……もぉ………
今ほど、一歩進む毎にタユンと弾む豊満な胸が恨めしかった事は無い恭子。
コーヒーカップをトレイに乗せているだけに、ブラウスの下のノーブラである胸を隠す事は出来ない。
…何かぁ……ヘンな趣味に目覚めちゃいそぉ………
一番奥のテーブル席までは僅かな距離。
本来なら僅か数秒しか掛からない距離も、様々な事を想像出来る程に恭子の歩みは遅かった。
それでも、歩く衝撃に弾む撓わな胸。
普段は押さえ付けられている胸は自由に跳ね、その先端は薄いブラウスの生地と擦れ合っていた。
胸元の開いたエプロンドレスの様なウエイトレスの制服。
ブラウスに包まれた恭子の胸は更に強調され、視線を集める事もしばしばあった。
両胸の先端がプクッとブラウスを持ち上げている事に、既に気付いていた恭子の表情は赤みを増していく一方だった。
…これ……クセになっちゃうかもぉ………
恥ずかしさを覚える一方で、ドキドキと鼓動を速めている事に新たな性癖を覚え始めた恭子だった。