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とあるオクサマのニチジョウ
第3章 働くオクサマ
 
 快感を蓄積していた脳が弾けた。

 一気に頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなる。

 尻を突き出したカラダがビクンッ…ビクンッ…と痙攣を起こす。

 恭子は柳眉を寄せて快感に紅潮し蕩けた顔を天に向け、ふっくらした唇を開けて絶叫に近い喘ぎ声を洩らした。

 明るい喫茶店の中で、股間に埋まるマスターの顔にワレメを押し付けるように腰が動いた。

 ギュッと瞼を閉じている恭子。

 それでも、暗い通りをゆっくりと進む車のヘッドライトの明るさを感じていた。

 もはや、見られたとしか思えなかった。

 そう思う程、恭子のカラダは痙攣を繰り返し、マスターの顔にワレメを押し付けたのだった。

「んあっ…あっ……あぁっ……
 見られ……見られた……のぉっ………」

 譫言のように言葉を吐き続ける。

 押し付けたワレメから、止め処なくおツユが溢れ出す。

 絶頂を迎えた恭子は、車が通り過ぎ去った後も、快感に酔い痴れてワレメを押し付けた儘だった。

「ジュルッ…ズズッ……まさか…恭子さんがここまで…ズズゥッ……スケベだったとは……」

 溢れ出すイヤらしいおツユを吸い続けていたマスターの言葉。

「んはぁ……んあぁ……イ…イっちゃったのに…またぁ……んふうぅ………」

 その言葉と、続けられるクンニの刺激に、恭子の興奮が鎮まる事は無かった。


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