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第4章 塗【ﾏﾐ】れるオクサマ

　
　汗を滲ませて、一層妖艶な雰囲気を醸し出している恭子。

　押し寄せる快感に、堪らずモノからクチを離して柳眉を寄せて喘ぐ。

　ぐにゅぅと柔肉が伸びる程に乳首を引っ張り、止め処なくおツユを溢れさせるワレメをグチュグチュと掻き回す。

　白く混濁したおツユが掻き出され、丸みを帯びた尻の柔肉を伝って床へと垂れる。

「んはぁっ…はぁっ……気持ち…良すぎて…私ぃ……」

　脳を蕩けさせて刺激に酔い痴れる恭子。

　撓わな胸を持ち上げ、尖った乳首をペロッと舐めては甘く噛む。

　乳首を唇で挟みながら潤んだ瞳を上目に見詰めてくる恭子の表情に、マスターが大人しくしている筈がなかった。

「きょ…恭子…さん………」

　マスターは喉を鳴らして、オナニーに没頭しつつある恭子の細い両肩を掴む。

「あぁ…んっ……マスター…ったらぁ………」

　男らしい強い力。

　興奮で荒くなった鼻息と、血走った視線。

　強引に意識をマスターへと向けさせられ、甘く声を吐き出した恭子。

　しとどにおツユを溢れさせるワレメを見せ付けるかのように開いていた膝が、更に開かれていった。

　肉厚の襞を割り広げた細い指が挿さった儘の生々しいワレメ。

「も、もう我慢が………」

　我慢の限界とばかりに言葉を吐き出したマスターは、屈み込んでいた恭子の体位を器用に変えさせたのだった。