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夏の魔法
第3章 『恋愛』とは

水面から顔を出すと
予期せぬアクションに笑う千里がいた

「落ちるとか…ムードなさすぎ!あはははは!」

『童貞にしては良くやったかと…』

「童貞だったの!?」

『子供の頃から…千里一筋だったからね』

微笑む僕に時が止まる

「…タビオ…私の事、最初から知ってたの?」

『凄く大人っぽくて綺麗になったけど、僕の好きな千里のままだから…すぐ君だって解ったよ』
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