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夏の魔法
第5章 『過去』の旅生と

「死んだからヒーローでもなんでもないでしょ!ただのバカだから!!」

私は旅生が見てる誰かに嫉妬した

「…カビ男って呼ばれてたんだ」

その声に哀しみはなく
むしろ愛しそうな響きさえあった

「…まさか、カビ男とか呼ばれてて嬉しいの?」

「あははは!まさか!すっごい悲しかったよ?嫌で嫌で逃げたかった」

あちこちに包帯が巻かれた旅生は
苦笑しながら穏やかな笑顔を見せた

揺るがない何かに
私はまた嫉妬した
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