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くちなし
第3章 闇
「お兄様…っ…!」
「今だけは、悠とよんでくれないかい?」
もう、一人の兄ではない。
悠に全て預けて、このまま堕ちていってしまいたい。
「悠…。」
「あぁ。そうだ。嬉しいよ…雅…っんん!」
ーちゅっ…ちゅくちゅぱっ!ー
「んっ!…っ!…っあ!」
「こんなに、近くで雅を感じるのは初めてだね。」
「悠…初めて…私も触れたかったのかもしれないわ…。
自分でも驚くくらい、自然に受け入れられたわ。
きっと今までお兄様に関わる女性に嫉妬していたのかもしれない…。」
悠は微笑んだ。
「光栄だよ。僕も黒田に嫉妬していたよ。
黒田の腕の中で雅は女になっていった。」
「知っていたの?」
「もちろん。雅を見ていたらわかるよ。香りも……変わった…成熟した果実のような香りと華の香りが混ざり合ったような…。」
「悠は…こんな私を…側でずっと見ていたのに…。」
黒田を思っていた自分の姿と兄を重ねてしまう。
そう思うと愛おしくてたまらなくなる。
たまに見せた悲しげな表情は、私が原因だったの?
ーぎゅっ!ー
「悠っ!!もっと…近くに感じたい…!」
「っ!!雅………キスしておくれ。」
ーちゅっー
「可愛いキスだね。…しかし……もっと熱のこもったキスを……。…っ………ん…。」
「んんっ……はぁ……。んぅ…!!」
ねっとり絡みつく舌と舌。
キスの合間に漏れる息。
兄の体温で温まって香ってくるこの香り。
私の身体は、芯がジンジンし、悠を求めていた。
「あぁ…。もう止められないよ。後悔しないね?」
首を縦に振る。
唇から伝わる熱。
私を求めてくれている。
「悠…っ!!」
「んん…雅……ずっとこの手で抱きたかった…。」
身体を触られる手は冷たいが、優しさに溢れている。
「ん…っ…!はっ…!」
「もっと…僕を感じて…。」
服を脱ぐ暇さえなく、悠の愛撫に溺れていく。
「すごく香ってきた…。僕は惑わされないと思っていたけど、どうやら僕も男のようだ。効いてきたよ…。クスクス」
私はこの香りがどのように、効くのかはわからない。
私の乳房を弄り愛撫する。
「んっ!あっ…。」
「もっと…聞かせておくれ。その可愛い声…。」
「今だけは、悠とよんでくれないかい?」
もう、一人の兄ではない。
悠に全て預けて、このまま堕ちていってしまいたい。
「悠…。」
「あぁ。そうだ。嬉しいよ…雅…っんん!」
ーちゅっ…ちゅくちゅぱっ!ー
「んっ!…っ!…っあ!」
「こんなに、近くで雅を感じるのは初めてだね。」
「悠…初めて…私も触れたかったのかもしれないわ…。
自分でも驚くくらい、自然に受け入れられたわ。
きっと今までお兄様に関わる女性に嫉妬していたのかもしれない…。」
悠は微笑んだ。
「光栄だよ。僕も黒田に嫉妬していたよ。
黒田の腕の中で雅は女になっていった。」
「知っていたの?」
「もちろん。雅を見ていたらわかるよ。香りも……変わった…成熟した果実のような香りと華の香りが混ざり合ったような…。」
「悠は…こんな私を…側でずっと見ていたのに…。」
黒田を思っていた自分の姿と兄を重ねてしまう。
そう思うと愛おしくてたまらなくなる。
たまに見せた悲しげな表情は、私が原因だったの?
ーぎゅっ!ー
「悠っ!!もっと…近くに感じたい…!」
「っ!!雅………キスしておくれ。」
ーちゅっー
「可愛いキスだね。…しかし……もっと熱のこもったキスを……。…っ………ん…。」
「んんっ……はぁ……。んぅ…!!」
ねっとり絡みつく舌と舌。
キスの合間に漏れる息。
兄の体温で温まって香ってくるこの香り。
私の身体は、芯がジンジンし、悠を求めていた。
「あぁ…。もう止められないよ。後悔しないね?」
首を縦に振る。
唇から伝わる熱。
私を求めてくれている。
「悠…っ!!」
「んん…雅……ずっとこの手で抱きたかった…。」
身体を触られる手は冷たいが、優しさに溢れている。
「ん…っ…!はっ…!」
「もっと…僕を感じて…。」
服を脱ぐ暇さえなく、悠の愛撫に溺れていく。
「すごく香ってきた…。僕は惑わされないと思っていたけど、どうやら僕も男のようだ。効いてきたよ…。クスクス」
私はこの香りがどのように、効くのかはわからない。
私の乳房を弄り愛撫する。
「んっ!あっ…。」
「もっと…聞かせておくれ。その可愛い声…。」