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くちなし
第6章 偶

アルバイト先に向かう電車の中、ひかるが口を開く。
「ねー。昴と何かあったの??やっぱり…付き合ってるとか…??」
「ひかる…。ごめん!付き合ってない…。やっぱり、好きだった人忘れられなくて…。」
「そっか…。私応援するから!
んでね…私ね、晃さんと付き合うことになったの!」
「えええ??!うっそ!おめでとう!」
幸せそうなひかるの顔を見て、私までワクワクしてきた。
「ふふ…!なんか、意気投合しちゃって!
雅達が二人で抜け出さなかったら、あまり話さないで終わってたかもしれない…雅には感謝!ありがとう!」
「やだ!そんな…。」
「あ!って、着いた!駅!雅降りるよ!」
10分程歩いたところに、大きな旅館が見えてきた。
「ねぇー?もしかして、ここがアルバイト先なのー?」
「あぁ。そうみたいだな。」
「…うそ。ここで何するの…?」
「ここの、大きな旅館の新館オープンのお手伝いだよー!」
まずは、広間へ通され、制服を渡される。
仕事内容は、二人一組で、お客様の接客。売店の商品補充などだという。
仲居さんの格好になり、入り口へと向かった。
当然二人一組は、いうまでもない。私と昴。ひかると晃だった。
「雅ちゃーん!スッゴく可愛いね!なーんかぁ…いつもと違うっ!すっごくそそるよ…このぉ…うなじとかぁ?」
「…こほん!!!!」
「昴くん!ちょっと…!」
優しい女将が挨拶をしに来てくれた。
「まぁまぁ。よくいらして下さいました。本当に若い方々のお力を借りたくて…少し慣れないと思いますが、よろしくどうぞ。」
この女将の下で働くなら、やっていけそうだと思った。
「あ。今日は、宴会場でのお仕事でございます。宴会の準備から終了までやっていただきますので、よろしくお願いしますね。今日は、大切なお得意様の御一行でございます。
くれぐれも、失礼のないようお願いします。」
「「「「はい!よろしくお願いします!」」」」
私たち四人は口を揃えて言った。
「ねー。昴と何かあったの??やっぱり…付き合ってるとか…??」
「ひかる…。ごめん!付き合ってない…。やっぱり、好きだった人忘れられなくて…。」
「そっか…。私応援するから!
んでね…私ね、晃さんと付き合うことになったの!」
「えええ??!うっそ!おめでとう!」
幸せそうなひかるの顔を見て、私までワクワクしてきた。
「ふふ…!なんか、意気投合しちゃって!
雅達が二人で抜け出さなかったら、あまり話さないで終わってたかもしれない…雅には感謝!ありがとう!」
「やだ!そんな…。」
「あ!って、着いた!駅!雅降りるよ!」
10分程歩いたところに、大きな旅館が見えてきた。
「ねぇー?もしかして、ここがアルバイト先なのー?」
「あぁ。そうみたいだな。」
「…うそ。ここで何するの…?」
「ここの、大きな旅館の新館オープンのお手伝いだよー!」
まずは、広間へ通され、制服を渡される。
仕事内容は、二人一組で、お客様の接客。売店の商品補充などだという。
仲居さんの格好になり、入り口へと向かった。
当然二人一組は、いうまでもない。私と昴。ひかると晃だった。
「雅ちゃーん!スッゴく可愛いね!なーんかぁ…いつもと違うっ!すっごくそそるよ…このぉ…うなじとかぁ?」
「…こほん!!!!」
「昴くん!ちょっと…!」
優しい女将が挨拶をしに来てくれた。
「まぁまぁ。よくいらして下さいました。本当に若い方々のお力を借りたくて…少し慣れないと思いますが、よろしくどうぞ。」
この女将の下で働くなら、やっていけそうだと思った。
「あ。今日は、宴会場でのお仕事でございます。宴会の準備から終了までやっていただきますので、よろしくお願いしますね。今日は、大切なお得意様の御一行でございます。
くれぐれも、失礼のないようお願いします。」
「「「「はい!よろしくお願いします!」」」」
私たち四人は口を揃えて言った。

