この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第6章 変態王子が暴走しました。2
 黙って立っていれば、現役モデルの男の艶に満ちた美貌だというのに、あたしの前ですべてをさらけ出すその姿は、手籠めにされた町娘のようだ。


「しーちゃん……僕、カウント300の壁越え、間近なんだ」


 懇願するような目が向けられる。


「よし、わかった。ナツ……じゃぁ……」


 先端を口に含み、じゅぼじゅぼと音を立てて吸い上げると、ナツは慌てたように声を上げた。


「違う違うっ、僕……今日こそしーちゃんのナカでイきたいっ!」

「じゅぼ、じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ(却下。300を超えていないものは下のお口は駄目)」

「しー……ぁ、しーちゃん、それやめて、我慢できなく……」

「じゅぼじゅぼじゅぼ(我慢しないで、おとなしくイきなさい)」


 じゅぼじゅぼ音をたてながら諭したから、言葉になっていないかもしれないけれど、内容は雰囲気から察してくれ。

 よぅし、今日は特別に手も使って扱いてやる。


「しーちゃん、やだ。それやられるとっ。今日こそしーちゃんのナカで」

「じゅる……じゅぽっ(黙れ)」

「ねぇ、そこからそんな目で僕を見ないで。ねぇ、ねぇっ!しーちゃんのナカに挿れさせてっ!」

 あたしの口の中の膨らみ具合と、ナツの声の具合からすれば、もうかなりやばい状態なんだろう。


「じゅぽじゅぽじゅるるる……(諦めなさい)」


 駄々っ子ナツがそれは凄まじい艶を撒き散らしながら、いやいやと頭を横に振って上り詰める様は壮観だ。


 これなら服を剥けばよかったか。

 ナツの白皙の肌が紅潮していく様は、きっと見事だっただろうに。


 あたしは内心舌打ちしながら、ゆっくりとナツを観察する。

 切なる願いを聞き遂げて貰えない哀れナツは、潤んだ目で恨めしそうにあたしを睨みながら、やがて苦しそうに目を閉じ、体を反らせた。


「っ、ぁ……しーちゃん、もうだめ、しー、静流っ……イっ……く……ぅっ」


 この兄弟、あたしの名前が呼び捨てにされる時は、果ては近く。


「静流、ううっ……静流――っ!!」


 眉間に皺を寄せながら、鼻血が出そうなほどの色気を放つナツ。

 ああ、あたし女をやめたい。


 ナツから放たれる白濁液を一滴も漏らすまいと、ナツを思いきり強く吸い上げ、放出されたものを飲み干した。


「ん……おいしい」


 心も体もミタされる。

/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ