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目が覚めたら。
第6章 変態王子が暴走しました。2
「大丈夫だよ、しーちゃん。こんなことではイカせないからね」
ナツは指を引き抜いた。
え? なんでまだ異物の残留感が残っているの?
そして気づいたのだ。
ナツがいじっていた、あのへんてこりんがナツの手元にないことに。
まさか、ねぇ、まさか!?
「大丈夫だよ、体にいい素材で出来ているんだって」
「そんなことが問題じゃ……!!」
「ふふふ、取り出したい? だったらその場面、スマホの動画で撮らせてね。しーちゃんのナカからずるずると濡れて出てくるモノ、どんな状態になっているか記録に残したいんだ」
恐ろしいことを、笑顔で言ってくるナツ。
「だってさ、見てよしーちゃん。ちょっとお触りしただけなのに、糸ひいてるの」
淫猥に濡れた人差し指と中指、そして親指。広げたり狭めたりしながら、糸を引く具合をあたしに見せつけながら、ナツはあたしの蜜がついた指を卑猥な舌使いで舐め上げる。
「ん……おいしいね、しーちゃんのいやらしい蜜は」
甘さをたっぷり含ませて、平気であたしの顔を赤くする言葉を吐くのは、絶対確信犯的所業。
そんな言葉と動きに、あたしが嫌悪どころか濡らしてしまうのもきっとわかっているのだろう。
「だったらしーちゃんのナカに入っているのは、どれだけの蜜をまとって出てくるだろうね。あぁ……妬けちゃうな、僕。待ち受けにしていい?」