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目が覚めたら。
第6章 変態王子が暴走しました。2
 


「それいいの~っ、タカシくん、根元まで私の子宮に突き刺してっ!!」



「僕もしーちゃんも、それを望んでいるのにね……」



「こうか、こうかっ!? どうだ、どうだあああああっ!!」



「どうしてこんな部屋の片隅で、どうして僕達は……」


 ナツがあたしの足を手に抱えたまま、宙に持ち上げた。

 安定感を無くして驚くあたしに、


「あっ……」


 ナツの尖端が、布越し膣穴に少し入り、あたしは思わず身を仰け反らせた。


「少しは……気分でる?」


 泣きそうな声で、そそり立つ見事な肉棒の上、ナツは両手であたしを抱えたまま、浅く上下させる。

 それはまるで、快感に喘ぐ委員長の動きのようで。


「深い、深いっ、いいよ、タカシくん、それいいぃぃぃぃっ」

 

「……――も、しーちゃんをああやって啼かせたられたというのに、僕は」


 そして足から離される手。

 勢いつけて落下したあたしは、より深くナツのモノを秘部の奥に感じ、その快感に思わず呻いた。


 ナツはあたしを委員長のように足を開いて真向かいに座らせると、一度ナツのモノをあたしのショーツ越しの秘部に擦り合わせてから苦しげなため息をひとつつき、あたしの尻からショーツを脱がせにかかった。


「だめ、ナツ、それはだめっ!!」

「挿れない。それは絶対約束する。だけど僕……ねぇ、しーちゃんに触れたいんだ」


 ずり上げられたショーツは中途半端な位置で止められ、体育座りのようなおかしな格好で固定される。


 そしてナツが、灼熱のような肉棒をあたしの秘部に直接擦るように、動かした。


「……ぁっ……」


 熱いものが体に走る。

 直接的なびりびりとした刺激に、あたしもナツも同時に呻き、そして自然と抱き合うようにして、キスをする。


 あたしの秘部に押しつけるようにして突き上げるナツ。上下に揺れるナツのモノが、たまらなく気持ちいい。

 布一枚あるかないかで、まるで感じ方が違った。


「気持ちいい……ナツ気持ちいい……っ」 

「ぁ……しーちゃん、僕も気持ち……イイ……ぁっ」


 急くような呼吸に乗せて、あたしもまた腰を浮かせるようにして、大きく揺らしてしまう。
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