この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第7章 鬼畜帝王が暴走しました。
 

「シズ」


 ハル兄は言った。



「俺は、お前と同じ"好き"は持っちゃいねぇ」


 自分に正直すぎるハル兄は、たとえ演技だろうとあたしの"好き"を拒み、セフレでも強いる設定にしたのか。

 あまりにリアルな……演技と現実の狭間。あたしにそれに苦笑している時、ハル兄は続けて言ったんだ。


「俺にあるのは、そんな生半可な"好き"じゃねぇよ……」


 その唇はあたしの耳もとに移動した。


 鼓膜に直接ふりかけるような、そんな熱い吐息混じりに囁かれた言葉は……。




「――狂おしいほどの……

"愛してる"だ」




 あまりにも破壊力がありすぎて、あたしはぶるりと身震いした。



「お前は……俺のために生まれたオンナだ。

ずっとずっと……俺が守ってきたんだ。

誰にも渡さねぇよ、俺は……」



 ハル……兄……?




/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ