この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
~Haru Saeki~
「あ? お前にいいたいこと? それなら存分にある! お前な、オムツを替えてやったこの俺の(なんで俺が持ち上げるといつも垂らすんだよ)、センター試験開始15分前に、猛ダッシュで初潮を迎えたお前に生理用品を買いに行ってやったこの俺の(試験会場に迷子のアナウンスをかけて呼び出すなよ)! その他諸々お前に翻弄されたこの俺の!
この優しい俺様の許可を得ずに、なに勝手にオトコ作ってセックスしてるんだよ! 普通記念すべきハジメテは、恩ある俺に捧げるのが筋じゃねぇ? なんのために、膜ぶち抜き続けて経験値あげてきたんだよ、俺。絶対痛い思いなんかさせねぇし、次のオトコなんて作らせねぇのによ。
女と寝てようが論文書いてようが俺の事情は完全無視で、毎回生々しい現場に呼ばれる俺の身になってみろ。なにが嬉しくて、お前を抱いた小僧のフォローもしねぇといけねぇんだよ。ストレス発散に、百人切りを何度達成する羽目になったと思うんだ。
お前さ……いい加減、責任取れよ?」