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目が覚めたら。
第9章 変態王子様の奮闘
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…… 調 査 報 告 ……
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この度は、(株)O・S・Nをご利用頂き、ありがとうございます。
下記ご依頼の件、調査が終了しましたのでご報告致します。
【佐伯波瑠氏と奈都氏の会話について】
以下、添付しました盗聴音声ファイル内容です。
『(ジ……<機械音>)Dは回復した?』
『ナツ、あのな俺……(ジ……)』
『僕、何度も聞い(ジ……)兄は、"妹みたいなもので(ジ……)興味はない"って否定した。12年僕が荒れていた時も、"絶対なんとかす(ジ……)を信じろ""お前を応援してる"って言ってくれてたよね!? あれは嘘!?』
『嘘じゃねぇよ。俺は(ジ……)』
『"運命"? しーちゃんの気持ちを無視することは嫌だと(ジ……)こと、知ってるよね!?』
『(ジ……)』
『僕は……しーちゃんだけなのに。波瑠(ジ……)も、ずっと女遊びやめなかったじゃないか。それなのに……』
『ナツ……』
『本当は(ジ……)ことを応援したいよ。僕にきちんと話してくれて(ジ……)って言いたいよ。僕、波瑠兄好きだから。だけど……そう言え(ジ……)んな僕がとっても嫌だ』
『……ナツ、お前は(ジ……)。だけどもう、引けねぇんだ。引けねぇところまで来ちまった。だからナツ、(ジ……)しろ。シズの心を願うなら、今の状況はフェアじゃねぇ。ふたりがシズを抱(ジ……)』
『(ジ……)』
『あぁ(ジ……)』
不鮮明で申し訳ありません。
他の調査は続行します。ではまた。
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代表:m-sakura@oresama.net
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※おかげさまで、この度弊社は株式会社として上場致しました。
今後とも変わらぬご愛顧、よろしくお願い致します。