この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第10章 変態王子様のご褒美
 

「だめ、ああ、ナツ、ナツ……一緒でしょ……っ」

「僕といながらおかしなことを考えるしーちゃんに、お仕置き!! 余裕ぶったしーちゃんから、余裕なくしてあげる。僕が欲しいと言わせてあげる」

 ちょっと待て!!

 駄目だ、駄目だ!!

 この中指を働かせねば!!


「ああんっ、ああんっ、はぅぅ…んんっ、ナツ、ナツっ!!」


 ここはここはナッちゃんの動きを止めるために、雄々しいナッちゃんを口に含もうとしたが、本当にそんな余裕がない。これならがぶりと歯を立ててしまいそうだ。そんな可哀相なことは出来ない。


 おいしいナッちゃんの蜂蜜が遠ざかる。

 あたしの大好きな蜂蜜のに……!!

 12年後の唯一の甘味なのに!!


「舐めたい、ナツの舐めたい!!」

「だめ。舐めるのは僕だけ」

「や、やああ!! ふっ、ふぁっ、んんんんっ、あたしもあたしも!!」


 目の前にあるのに、駄目だと言われたら舐めたくなるそれは、あたしの中では甘いお菓子にしか思えない。


 ……この世の中に、男性器を舐めたいといって、こうやって舌を伸ばして舐めようとするオトメ……がいるとしたら僅少だろうが、本当にナツのは甘くて美味しいんだ。


「あたしは……淫乱じゃ無いのに……っ」


 セックスが気持ちいいなんて、12年後に目が覚めたら……、この兄弟に教わったようなもの。

 あたしの身体が、眠っている間にどう変化したのかわからないけれど、眠る前はそんなところ、口につけることも嫌だった。

 ただそれによってセックスが上手くいって、付き合った彼氏と別れることがなくなるのならと、あたしは我慢してしていたんだ。
/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ