この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
目が覚めたら。
第11章 鬼畜帝王が甘えました
ナツが電話している時に、その呪文の正体は、かの有名なスターウォーズに出てくる何でも出来るロボットの名前だったらしいことを、モモちゃんから聞いた。小さい時にそれをテレビで見て感動を覚えたモモちゃんは、ぼっちの寂しさを埋めるために、お友達になって傍にいてくれるこんなロボットが欲しいと、そこから機械弄りを始めるようになったらしい。
高IQだから幼稚園児でも、自分で作りだそうと思えるんだろう。あたしなら確実に、お金を出して買う側に回る。といっても、こんな庶民には手の届かない金額なんだろうけれど。
ナツと出会ってからは、ロボット作りの必要性がなくなり、その情熱が卑猥な玩具作りに傾いたそうだが、なぜそっちの道にそれたのか、モモちゃんの精神構造を理解できない。
ただ、モモちゃんは佐伯兄弟が出会ったことで、"才能の無駄遣い"をしているだろうことは、毎回しみじみと感じる。出会いって本当に大切だ。
――二日間の撮影!? 駄目です、僕げっそりしてふらふらですから。
そう言うナツのお肌はつやつやで、死にかけていたあの目はどこへやら。随分と澄み渡り活き活きとして、いつもの倍増しの美貌だ。
変態王子の兄君の帝王から助言を頂いた、あたしのこの……ナツのお尻に入って、くいくいと動いた中指が繰り出した、ドライが功を奏し、ナツは女が感じるあの凄まじい絶頂感を味わった挙げ句、意識だけではなく極度の疲労もすっ飛ばして眠っていたらしい。
回復の早さはナツの若さもあるだろうれど、ピアノを弾く時か怒った時くらいしか使わなかったこの中指が、ナツの美貌を強めさせて元気にさせることが出来ただけでも、あたしはほくほくだ。