この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第11章 鬼畜帝王が甘えました
  

「すげぇな……溶けそうなほどに熱い。なんだよ、ディープだけだろう?」


 興奮に上擦ったようなハル兄の声が、あたしの耳の鼓膜を奮わせる。


「これだけで、イッちまいそうにさせるのは……お前だけだ」


 眉間に皺を寄せて軽く目を伏せ、男らしい喉もとをくっと反らして見せる。

 ああ、なんてこの人は凄艶な男のフェロモンで魅せるのだろう。

 うっすらと開けた目を斜め上から流して寄越したハル兄は、何度も何度もハル兄のモノをなすりつけては、甘美な表情を見せてあたしを煽っていく。


 駄目、ハル兄の感じてる表情でぞくぞくが止まらない。

 子宮が秘部が熱くなってきてしまう。


「はっ、はっ……ハル兄、ハル兄……」



 そこに擦られるハル兄の剛直は、びくびくと生き物のように動きながら蜜と蕩けて、さらに新たな熱い蜜を作り出して、あたしに甘く痺れるような快感と、もどかしさを植え付けていく。


「もっと……」


 ごりごりとしたもので、盛大にあたしの花を散らして欲しい。

 ああ、こんな表面ではなく、もっと……もっと深いところに。


 カチャリ。


 あたしの奥で、封印の鍵が解かれる音がしたが、あたしは無視した。


 淫魔なんていらない。

 こなくていい。

 ハル兄を独り占めしたい。


 ああ、蜜口を……掠めないで。

 入れてよ、ハル兄。
/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ